DIY作業でネジを使うときネジが曲がる・なめるトラブルは意外と多いものです。初心者の方は「どうして曲がるの?」「直せるの?」と不安になることもあるでしょう。しかし、ネジの曲がりには必ず原因があり、対策や直し方を知っておくことで、安全かつ効率的に作業できます。
この記事では、ネジが曲がる主な原因とその予防策、曲がったネジの安全な直し方を詳しく解説します。初心者でもわかりやすい方法をまとめているので、DIY作業での失敗を減らす参考にしてください。
ネジが曲がる主な原因
材料と下穴の問題
ネジを締めるとき、材料が硬すぎたり、下穴がない・小さい場合はネジに強い負荷がかかり、曲がりやすくなります。特に木材や合板にネジを直接打ち込むと、材質や厚みの影響で曲がることがあります。
この問題を避けるには、ビス止め強度を上げるコツ(下穴・ビス選定)を参考に、適切な下穴サイズとネジを選ぶことが重要です。下穴を開けるだけで、ネジの曲がりや割れを防げます。
ネジ締めの力加減
手締めやドライバーでの締め付け時に力を入れすぎると、ネジが曲がったり頭が潰れたりします。特に長いネジや細いネジは、締め付けの力に弱いので注意が必要です。
ここで活用できるのが、トルク管理の基本(ラチェット・トルクレンチ使い分け)です。適切な力で締めることにより、ネジの曲がりを防ぐことができます。
ネジの質とサイズ
安価なネジや材質が柔らかいネジは、曲がりやすい傾向があります。また、ネジの太さや長さが材料に対して適切でない場合も曲がる原因になります。必要に応じて、材質やサイズに合ったネジを選ぶことが大切です。
曲がったネジの安全な直し方
取り外す前の準備
ネジが曲がった場合、無理に引き抜こうとすると材質や周囲の部材を傷つけてしまいます。まずは、曲がりの程度を確認して、適切な方法を選びます。
エキストラクターの活用
ネジが潰れたり曲がって抜けない場合には、ネジがなめた!? そんな時のDIY救世主「エキストラクター」徹底ガイドで紹介されているエキストラクターを使うと、安全に取り外せます。エキストラクターは専用のドリルでネジに穴を開け、逆ネジで引き抜く工具です。力任せに抜くよりも、材質や周囲を傷つけずに作業できます。
手での調整
軽く曲がったネジであれば、ペンチや専用工具で少しずつ真っ直ぐに戻すことも可能です。ただし、無理に戻すとネジが折れることがあるため、慎重に作業します。
曲がりを防ぐ作業のコツ
下穴と下準備
ネジを曲げない最も簡単な方法は、材料に下穴を開けることです。硬い木材や合板、金属には必ず下穴を設けることでネジの負荷が減り、曲がりを防げます。
締め付け力のコントロール
手締めやドライバーの力加減を意識しましょう。特に長ネジや細ネジは、力を入れすぎると曲がりやすいです。
必要に応じてトルクレンチやラチェットを使用して、適切な力で締めることがポイントです。
ネジの選定
材料に合ったネジを選ぶことも重要です。細いネジは曲がりやすく長すぎるネジは力が分散せず曲がる原因になります。材質・サイズ・形状を見極めて選ぶことで曲がりリスクを大幅に減らせます。
ネジ作業時の安全ポイント
- ・無理にネジを押し込まない
- ・曲がった場合は力任せで抜かない
- ・エキストラクターなど専用工具を活用する
- ・下穴と適切なネジ選びで予防する
- ・トルク管理で締め付け力をコントロールする
これらを守るだけでも、ネジの曲がりや潰れを防ぎ、作業効率と安全性がぐっと上がります。
まとめ
ネジが曲がる原因は主に3つです。
- ・材料や下穴が不適切
- ・締め付けの力加減が強すぎる
- ・ネジ自体の材質やサイズが合っていない
曲がったネジは、エキストラクターや慎重な手作業で安全に直すことができます。
また、下穴を開け、適切なネジを選び、トルク管理を意識することで、初心者でもネジ曲がりの失敗を大幅に減らせます。



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