DIYでの作業を進める上で、素材ごとの切削・研磨・仕上げの順序はとても重要です。木材、金属、プラスチックといった材料は、それぞれ性質が異なるため、順序を間違えると仕上がりが悪くなったり、作業中にトラブルが発生したりします。
そこで今回は、素材別のおすすめ順序と注意点をわかりやすく解説します。初心者でも理解しやすく、安全に作業を進められるポイントも合わせてご紹介します。
1. 木材の場合
木材は比較的柔らかく加工しやすいですが、反りや割れ、表面の傷に注意する必要があります。基本の順序は次の通りです。
- ・カット
まず寸法に合わせてカットします。ジグソーや丸のこを使用する場合は、切り口がまっすぐになるように定規やガイドを活用しましょう。(→関連:「初心者向け木材加工の基礎」) - ・研磨
サンドペーパーやオービタルサンダーで表面を滑らかにします。カット面のバリや毛羽立ちを取り、塗装の乗りを良くします。 - ・仕上げ塗装
下地処理を行った後、塗料やニスで仕上げます。塗装の前には必ず木材のホコリを取り除きましょう。(→関連:「塗装で失敗しないための基本」)
2. 金属の場合
金属は硬く、加工の順序を誤ると工具や素材を傷めることがあります。順序の基本は以下の通りです。
- ・切断
ディスクグラインダーやバンドソーで金属板を切断します。切断時は火花が出るので、防護具を必ず着用してください。(→関連:「金属板切断のきれいな仕上げ方(ディスクグラインダー)」) - ・ヤスリ・研磨
切断面のバリ取りや表面仕上げに、ヤスリや研磨ディスクを使用します。角や端は特に丁寧に処理することで、安全かつ美しい仕上がりになります。 - ・防錆・仕上げ塗装
必要に応じて錆止めや塗装を施します。金属表面は塗料の密着性を高めるため、研磨をしっかり行うことがポイントです。
3. プラスチックの場合
プラスチックは熱や摩擦に弱く、加工時に割れや変形しやすい素材です。
- ・カット
カッターや小型のジグソーで切ります。熱で変形しないよう、ゆっくりと切ることが大切です。 - ・研磨
紙やすりで断面を整えます。細かい粒度から順に研磨すると滑らかになります。 - ・仕上げ
必要に応じて塗装やコーティングを行います。プラスチック用塗料やUVカット剤を使用すると長持ちします。
4. 素材別の注意点
- 木材:反り・割れ・木目方向に注意
- 金属:火花やバリ、工具の摩耗に注意
- プラスチック:熱変形や割れに注意
また、共通の安全対策として、防護メガネ・手袋・防塵マスクは必ず着用しましょう。作業後の片付けも忘れず行うことで、次回も安心して作業できます。
まとめ
素材別の加工順序を守ることで、DIYの仕上がりが格段に美しく、安全性も高まります。
- 木材:カット → 研磨 → 塗装
- 金属:切断 → 研磨 → 防錆・塗装
- プラスチック:カット → 研磨 → 塗装・仕上げ
これを押さえて作業すれば、初心者でも失敗しにくくなります。素材ごとの性質を理解して、順序を守りながら作業しましょう。



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