DIYで木材や金属パーツを塗装するなら、スプレー塗装 は手軽で仕上がりも美しい方法です。刷毛ムラが出にくく、均一に塗れるのが魅力ですが、慣れないと「垂れた」「ムラになった」「ザラザラになった」と失敗することも…。
この記事では、初心者がスプレー塗装で失敗しないための 準備・塗り方・仕上げのコツ を徹底解説します。
1. 下準備で8割決まる
スプレー塗装の仕上がりは、下地処理 でほぼ決まります。
- サンディング
木材なら #240〜320 番のサンドペーパーで研磨して、表面をなめらかにします。金属ならサビを落とし、足付け(#400程度のペーパーで表面を荒らす)をして塗料の密着をよくします。 - 油分・ホコリ除去
中性洗剤やパーツクリーナー、エタノールで拭き取ります。油分が残ると塗料がはじかれてムラになります。 - マスキング
塗りたくない部分はマスキングテープでしっかり保護。スプレーは広範囲に飛ぶので念入りに。
2. スプレー缶の準備
- 缶をよく振る
1〜2分しっかり振って中の顔料を均一にします。振りが足りないと色ムラの原因に。 - 試し吹き
いきなり本番に吹かず、ダンボールや端材で試し吹きして、噴射具合や色味を確認します。
3. 吹き方の基本
スプレー塗装の最大のコツは、「薄く、均一に、重ねる」 ことです。
- 距離は20〜30cm
近すぎると垂れる、遠すぎるとザラザラになる。 - 一定速度で動かす
手首ではなく腕全体で水平に動かし、均一に塗ります。 - オーバーラップさせる
前のラインに2〜3割かぶせながら進めるとムラになりにくいです。 - 一度に厚く塗らない
薄く吹いては乾かし、2〜3回重ねる。厚塗りは垂れやすいのでNG。
4. 乾燥と重ね塗りのタイミング
缶の説明にある 指触乾燥時間 を守るのが大切。
一般的には 10〜15分ほど置いて、表面が指で触ってもベタつかない状態になったら次の塗装へ。
💡 ポイント
乾きすぎる前に重ね塗りすると、塗料同士がなじんできれいな仕上がりになります。完全乾燥後に再度塗ると、下の塗膜がシワになることがあるので注意。
5. 垂れ・ムラを防ぐコツ
| 失敗例 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 垂れ | 厚塗り、近づけすぎ | 薄く吹き、距離を保つ |
| ザラザラ | 距離が遠い、塗装面が汚れている | 20〜30cmをキープ、下地を清掃 |
| 色ムラ | 塗り重ね不足、速度がバラバラ | 均一に動かし、重ね塗り |
6. 仕上げと後片付け
- クリア塗装で保護
仕上げにクリアスプレーを吹くとツヤが出て耐久性アップ。 - ノズルを逆さ吹きして掃除
使用後は缶を逆さにして数秒スプレーし、ノズル内部の塗料を抜くと次回も詰まりにくいです。
まとめ
スプレー塗装はコツをつかめばプロ並みの仕上がりになります。
- 下地処理をしっかりやる
- 缶はよく振る、試し吹きをする
- 薄く、均一に、重ねて塗る
- 乾燥時間を守る
最初は小さなパーツや端材で練習してから本番に挑むと、失敗が減りますよ。
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