DIYを始めたばかりの方にとって、ネジやボルトの種類を見分けるのは意外と難しいものです。「同じネジに見えるけど、どれを使えばいいの?」と悩んだ経験がある方も多いでしょう。ネジやボルトは種類ごとに用途や強度、形状が異なるため、正しい種類を選ぶことが作業の成功につながります。
この記事では、初心者でも簡単にネジやボルトの種類を見分けられる方法や、DIYで失敗しないためのポイントを丁寧に解説します。
ネジとボルトの基本的な違い
まず基本として、ネジとボルトの違いを理解しておきましょう。
- ネジは、自分で穴に締め込むことで部材同士を固定します。木材やプラスチックに直接使うことが多く、下穴を開けて使う場合もあります。
(参考記事:ネジ下穴・深さの目安とコツをわかりやすく解説) - ボルトは、ナットと組み合わせて使い、部材を締結します。金属同士や強度が必要な接合部分に使われることが多く、締め付け工具の使い方が重要です。
この基本を押さえるだけでも、どのネジやボルトを選ぶかの判断がぐっと簡単になります。
よく使われるネジの種類と特徴
DIYでよく使われるネジには、以下のような種類があります。
- 木ネジ(ウッドスクリュー)
木材専用で、先端がとがっており自ら穴を切りながら入っていくタイプ。長さや太さによって保持力が変わるので、部材の厚みに合わせて選ぶことが重要です。 - タッピングネジ(セルフタッピングスクリュー)
金属やプラスチックに使われ、先端がねじ山を切る形状になっています。下穴が不要な場合もありますが、材質によっては下穴を開けた方が安定します。 - 小ネジ(マシンネジ)
ナットと組み合わせて使うタイプ。金属部品の固定や家具の金具取り付けに多用されます。
これらを簡単に見分けるコツは、先端の形状やねじ山の細かさ、用途を意識することです。初心者でも、この3点を意識すれば間違いが減ります。
ボルトの種類と使い分け
ボルトは、用途や締め付ける力に応じて選ぶ必要があります。代表的なものは以下です。
- 六角ボルト
最も一般的で、スパナやレンチで締めるタイプ。DIYでも家具の組み立てや金属部材の固定に使用されます。 - キャップボルト
六角ボルトより長めで、ナットと併用して強固に固定する際に使用します。重い部材や構造物に向いています。 - ボルトのサイズ確認
ネジ径や長さをメジャーで測定するだけでなく、マーキングしてから切断や加工を行うと失敗が少なくなります。
(参考記事:DIY初心者でもできる木材や金属の正確なマーキング方法とコツ)
ネジ・ボルトを簡単に見分ける方法
初心者でも迷わず見分けられる方法をいくつか紹介します。
- 形状で判断
ネジは先端が尖っている、ボルトは先端が平らでナットと組み合わせる、という基本形状を意識しましょう。 - ねじ山の間隔を確認
木ネジは粗め、金属用の小ネジは細かめ、タッピングネジは材質によって山の形状が異なります。 - 用途で見極める
木材やプラスチックにはネジ、金属同士や強度が必要な部分にはボルト、と使い分けます。用途に合わせて選ぶことで、作業効率や仕上がりが大きく変わります。
作業を失敗しないためのポイント
下穴を活用する
木ネジやタッピングネジを使う場合、下穴を開けると割れや反りを防げます。初心者でも簡単に精度を上げられるポイントです。
外れにくくする工夫
ネジやボルトが固く締まらない、外れやすい場合は、潤滑剤の使用やエキストラクターでの取り外しを検討すると作業がスムーズです。
(参考記事:ビスやボルトが外れないときの外し方(エキストラクター・潤滑剤))
適切な長さと太さの確認
長すぎるネジは材料を割る原因になり、短すぎると固定力が足りません。部材の厚さや用途に合わせた長さ・太さを確認することが大切です。
まとめ
- ネジは自分で穴に締めるもの、ボルトはナットと組み合わせるものと基本を押さえる
- ネジ・ボルトは形状、ねじ山の間隔、用途で簡単に見分けられる
- 下穴の活用や潤滑剤、適切な長さ・太さの確認で作業の失敗を防げる
- DIY初心者でも、基本を覚えるだけで作業効率と完成度が格段にアップ
ネジやボルトの種類を理解し、正しく見分けることで、DIY作業はもっとスムーズで安心になります。まずは小さな棚や家具の組み立てから、見分け方を実践してみると理解が深まるでしょう。



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