木材のDIYに慣れてくると、「金属も使ってみたい!」と思う瞬間があります。棚の補強に金具を追加したり、アルミ板でパネルを作ったり、ちょっとした部品を自作したり――金属加工ができるとDIYの幅は一気に広がります。
でも、金属と聞くと「難しそう」「専用工具が必要なんでしょ?」と身構えてしまいますよね。実は、簡単な曲げ加工や穴あけなら、ホームセンターで手に入る道具で十分できます。
この記事では、初心者向けに 金属やアルミ板の曲げ加工・穴あけの基本とコツ を解説します。
1. 材料選びの基本
アルミ板から始めよう
初心者におすすめなのは アルミ板 です。鉄より柔らかく、手工具でも加工しやすいのが特徴です。厚みは1〜2mm程度が扱いやすく、曲げや穴あけも比較的ラクにできます。
- 1mm以下:手で簡単に曲がる。強度は低め。
- 1〜2mm:家具や補強パーツに使いやすい。曲げやすさと強度のバランスが良い。
- 3mm以上:かなり硬い。専用工具か強い力が必要。
2. 曲げ加工の基本
道具の準備
- ベンダー(板金用の曲げ工具)
- 万力(バイス)+角材
- ハンマー(ゴムハンマーやプラスチックハンマーがおすすめ)
ベンダーがなくても、万力と角材で代用できます。
手順
- 曲げたい位置に線を引く
油性ペンやけがき針で正確に印をつけます。 - 万力でしっかり固定
線の位置ギリギリで固定する。角材をあてると曲げやすいです。 - ゆっくり曲げる
ゴムハンマーで少しずつ叩いて曲げていきます。手で押しながら少しずつ角度をつけるときれいに仕上がります。 - 角度を確認
直角や必要な角度になったら完成。必要ならスコヤで確認。
💡 コツ
一気に力をかけると曲がる位置がズレやすいので、少しずつ角度をつけるのがポイント。
3. 穴あけの基本
必要な道具
- 電動ドリルまたはドリルドライバー
- 金属用ドリルビット
- センターポンチ(位置決め用)
- クランプ(材料固定用)
手順
- 穴位置にポンチで印をつける
ドリルが滑らないように、軽く打ってくぼみを作ります。 - 材料をしっかり固定
クランプや万力で固定しないと、回転時に危険です。 - 低速で穴あけ
ドリルは低速で、垂直に当てて少しずつ押す。 - 切削油や潤滑スプレーを使う
金属が焼けにくくなり、ビットの寿命も伸びます。 - バリ取り
穴の周りにできたバリ(ギザギザ)をヤスリや面取りビットで取ると仕上がりがきれいです。
💡 コツ
厚みのある金属は、一度に大きな穴をあけず、細いビットから段階的にサイズを大きくするときれいに仕上がります。
4. 安全対策は必須!
金属加工では木材加工以上に安全対策が重要です。
- 保護メガネ(切粉が飛ぶので必須)
- 手袋(ただし回転工具使用時は巻き込まれに注意)
- 作業音が大きい場合は耳栓
また、金属の切断面やバリは鋭いので、加工後は必ず手で触って確認し、エッジを丸めるように仕上げておきましょう。
5. 初心者におすすめの練習方法
いきなり本番で失敗すると材料が無駄になってしまうので、まずは端材で練習がおすすめです。
- まっすぐ曲げる練習
- 穴を等間隔に開ける練習
- 曲げと穴あけを組み合わせてL字金具を作る
練習するだけでも、感覚がつかめて本番がスムーズになります。
まとめ
金属やアルミ板の加工は、専用工場や溶接機がなくても意外と簡単にできます。
- 材料はアルミ板1〜2mmからスタート
- 曲げは少しずつ、固定をしっかり
- 穴あけはポンチ+低速ドリルで安全に
- バリ取り&保護具でケガ防止
これらを守れば、補強パーツや金具、自作ブラケットなどが自分で作れるようになります。DIYの幅が広がるので、ぜひ挑戦してみましょう!
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