DIY初心者のうちは「あれ、次どれをやるんだっけ?」と作業中に手が止まってしまうことって意外と多いものです。
特に複数の部材を同時に加工していると「どこをどの順番で仕上げるか」が頭の中で混乱してしまい、結果的に時間ばかりが過ぎてしまいます。
そんなときに役立つのが「色分けテク」です。作業前に色でパーツや工程を分類しておくと視覚的に次の手順がわかるため余計な迷いが減り、スムーズに作業を進めることができます。
この記事では初心者でも簡単に実践できる色分けのコツと、実際の活用例を紹介します。
作業の「迷い」を生む原因は“判断の積み重ね”
DIYに慣れていないと、手順が途中であやふやになって作業の流れが途切れがちです。
これは技術力の問題ではなく、多くの場合「都度、判断が必要になる」ことが原因です。
- どの部材を先に加工するのか
- 組み立てる順番はどれなのか
- どの面を仕上げ加工するのか
こうした細かな判断をその都度行っていると、脳のリソースが少しずつ削られ、結果としてミスや手戻りも増えていきます。
あらかじめ「色」で手順を可視化しておくことで、この判断の積み重ねを最小限にできます。
色分けを活用する基本の考え方
色分けは特別な道具を使う必要はありません。
マスキングテープやカラーペン、ラベルシールなど、ホームセンターで手に入るものだけで十分です。
作業ごとに「色のルール」を決める
たとえばこんなルールにしておくと、作業中に迷うことが激減します。
- 赤:最初に加工する部材
- 青:後で組み立てる部材
- 黄:仕上げ加工が必要な部材
- 緑:塗装・仕上げ前の仮組み部材
色を見ただけで「何をするか」が分かるようになれば、頭の中で手順を思い出す必要がなくなります。
実践例①:カット済み部材の仕分け
木材を複数カットしたあとに、どの板をどこに使うか忘れてしまうことはありませんか?
そんなときも色分けが有効です。
たとえば、同じサイズの板を複数使う棚の製作では、部位ごとにテープの色を変えるだけで、配置が一目で分かるようになります。
- 側板:赤テープ
- 棚板:青テープ
- 背板:黄テープ
これだけで、「あれ、この板どこに使うやつだっけ?」という小さな迷いを無くせます。
参考記事: [初心者でもできる木材カットの基本]
実践例②:作業順序を色で誘導する
部材の仕分けだけでなく、作業の順番にも色分けは有効です。
例えば、DIY作業全体を
- カット
- 研磨
- 組み立て
- 塗装
の4段階に分けたとします。
このとき、各工程ごとにテープや印を色分けしておけば、今どの工程にいるのか、次は何をすればいいのかが視覚的に分かるようになります。
さらに、工程ごとのツールや材料を同じ色の箱やバスケットにまとめておくと、探す時間も短縮できます。
参考記事: [DIY作業効率を上げるコツ(道具管理・作業順序など)]
実践例③:複数人作業にも効果的
DIYを一人で行う場合だけでなく、家族や友人と一緒に作業する際も色分けは非常に便利です。
「赤のテープの板持ってきて!」
「青の工程のやつ、終わった?」
といった具合に、色を共有言語として使えるため、口頭で長々と説明する必要がなくなります。
作業の意思疎通がスムーズになることで、全体の進行スピードもアップします。
色分けテクで「考える時間」を減らす
色分けの最大の効果は、単なる整理整頓ではありません。
「次に何をするか」考える時間を極限まで減らせる点が最大のメリットです。
作業時間が短くなるだけでなく、判断ミスも減り、全体の精度も高まります。
たとえば、棚づくりのようなシンプルな作業でも、色分けを行うだけで数十分単位で時間が短縮できることも珍しくありません。
参考記事: [材料の切断順序で作業効率が変わる理由と実例]
まとめ:色分けでDIYをもっとスムーズに
DIYでの作業効率アップは、必ずしも高価な工具を買うことだけではありません。
ちょっとした「色分けの工夫」で、手順の迷いが減り、作業時間も短縮できるのです。
- 色をルール化して手順を可視化する
- 部材や工程ごとにテープやラベルを活用する
- 複数人でも意思疎通がしやすくなる
初心者ほど、「手順の整理」=作業のしやすさに直結します。
まずは100円ショップのカラーテープやマーカーから、気軽に試してみてください。



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