DIYで木材や金属を加工するとき、最も重要なのが「寸法の正確さ」です。少しの誤差でも部品の組み合わせや棚の取り付けに影響してしまうことがあります。
そこで役立つのがノギスやデジタルノギスです。これを使いこなせば簡単に精密な測定ができ、DIY作業の完成度がぐっと上がります。
しかし、初心者にとってノギスは少し敷居が高く感じるかもしれません。「目盛りの読み方がわからない」「デジタルだとどこまで正確なの?」と不安になることもあります。
この記事では、ノギスの基本構造からデジタルノギスの活用法、測定のコツや注意点まで詳しく解説します。
ノギスとは?基本構造と種類
ノギスの基本構造
ノギスは、外側の「外側ジョウ」で物の外径を測り、内側の「内側ジョウ」で穴や溝の内径を測定できます。また、「深さ棒」を使えば溝や段差の深さも測れます。ノギスの目盛りは主にミリ目盛りで、慣れれば0.1mm単位の精密な測定も可能です。
アナログノギスとデジタルノギスの違い
- アナログノギス:スライドバーと目盛りで測定。慣れると正確に測れるが、読み間違いが起こりやすい
- デジタルノギス:液晶画面に数値が表示されるため、初心者でも読み取りやすい。単位切替(mm/inch)やゼロ設定も簡単
ノギスの正しい使い方
測定の基本手順
- ノギスを測定対象に軽く当てる
- ジョウをゆっくり閉じ、対象物にフィットさせる
- アナログの場合は目盛りを読み取り、デジタルは表示を確認
ポイントは「力を入れすぎないこと」です。強く締めすぎると材料を変形させたり、測定値が狂ったりします。
測定でよくある失敗と回避法
- 目盛りの読み間違い → デジタルノギスを使うか、読み方を練習する
- 測定対象が斜めになる → 水平に合わせることを意識する
- ジョウの汚れや傷 → 測定面を清潔に保つ
初心者でも揃えておきたい工具セットを用意しておくと、ノギスやその他測定道具も揃えやすくなります
初心者でも揃えておきたい工具セット
デジタルノギスの活用ポイント
単位切替とゼロリセット
デジタルノギスはmmとinchの切替が可能です。海外の部材やネット購入品の寸法を測るときに便利です。また、任意の位置でゼロリセットできるので、差分測定や比較測定も簡単に行えます。
バッテリー管理と保管
長時間使わない場合は、バッテリーを外すかオフにして保管することで液晶や精度の劣化を防げます。湿気の多い場所で保管するとサビや誤差の原因になるので、乾燥した場所に収納しましょう。
応用テクニック
- 複数部材の寸法確認 → 差分測定機能を使う
- 穴や段差の深さ測定 → 深さ棒を使い正確に測定
- 取り付け部品の隙間確認 → 厚さ測定で微調整
DIY作業効率を上げる道具管理や作業順序のコツも合わせてチェックすると、測定がスムーズになります
DIY作業効率を上げるコツ(道具管理・作業順序など)
測定ミスを防ぐ安全・注意ポイント
作業環境の整理
ノギスや測定対象を安定した場所に置くことで、測定ミスを防げます。材料が動くと正確な寸法が取れないため、作業台やクランプで固定すると安心です。
怪我や工具破損を防ぐ
- 測定中に手を挟まない
- 測定対象やノギスの刃先に触れない
- デジタルノギスは液晶部分を強く押さない
よくあるDIY初心者の失敗7選を参考にすると、測定ミスや工具のトラブルを事前に防げます
DIY初心者がやりがちな失敗7選
まとめ
ノギス・デジタルノギスは、DIYで正確な測定を行うための必須ツールです。初心者でも基本を押さえれば、簡単に精密な寸法確認ができます。
- 測定対象に力を入れすぎない
- ジョウを水平に当てる
- アナログは読み方を練習、デジタルは単位切替とゼロリセットを活用
- 材料や測定面を清潔に保つ
- 作業効率や失敗回避のために工具セットや作業順序を整える
これらを意識すれば、棚作りや家具加工、穴あけなど、どんなDIY作業でも寸法精度を高められます。ノギスを使いこなして、DIYの完成度をワンランク上げましょう。



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